所有者への連絡

居住建物が、修繕を要する場合であって、配偶者がみずから修繕をする場合でない場合や、権利を主張するものがある場合には、配偶者は、所有者に対して遅滞なく通知をしなければならないのが原則です。

建物の修繕等

配偶者は、居住建物の使用および収益に必要な修繕をすることができます。また、配偶者が相当の期間内に必要な修繕をしないときは、所有者は、その修繕をすることができます。

改築等の場合等の居住権の消滅

配偶者が、使用収益の定め、専属性、増改築禁止等のさだめに違反した場合には、所有者が是正の催告をなし、その期間内に是正がなされない場合には、意思表示によって配偶者居住権を消滅させることができます。

居住建物の改築等の禁止

配偶者居住権により居住している配偶者は、居住建物の所有者の承諾を得なければ、居住建物の改築/増築または、第三者に使用もしくは収益をさせることができません。

登記等の効力

登記をそなえた配偶者居住権は、不動産の譲受人に対して対抗できますし、妨害の停止の請求もできます。

高木新二郎氏が死去

高木 新二郎氏が、8月19日死去しました。82歳でした。高木氏は、弁護士から、裁判官をへて、企業再生の分野で名をなしました。

配偶者居住権の例外

存続期間の例外ですが、遺産の分割の狭義もしくは遺言に別段の定めがあるとき、または、裁判所が別段のさだめをしたときは、その定めるところによるものとされます。